各種検査Various test

Molecular nutritional blood test分子栄養学的血液検査
(オーソモレキュラー血液検査)

同じ検査項目でも、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)に基づいてみるとあなたの不調が見えてきます。さらに、通常の保険診療の血液検査では測れない項目も追加しており、現在の不調の原因を調べるスクリーニング検査として行っております。

分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)とは、血液検査によって体の状態を、生体を構成する基本単位である細胞を分子レベルで捉え、体のシステムの不調を整え、様々な疾患を治す治療法です。必要な栄養素(ビタミン、ミネラルなど)を至適量まで補給することにより、細胞の合成や修復を促進します。

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Adrenal cortex fatigue assessment副腎疲労評価
(唾液コルチゾール検査)

長期にわたり強いストレスを受け続けると、副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)を起こし、コルチゾールの分泌バランスが崩れてしまいます。これにより下記のような、さまざまな症状を引き起こします。
下記の症状のいくつかに該当し、副腎疲労に起因するものかどうかを調べるには、「唾液コルチゾール検査」がおすすめです。採血などに比べて検査にかかるストレスが少ないため、ストレスに影響されやすいコルチゾールの値を知るためには有効な方法となります。

副腎疲労による不調

  • 朝起きるのが辛い
  • 夕食後から元気になる
  • しっかり睡眠をとっても、疲れが取れない
  • カフェインがないと仕事がはかどらない
  • 塩辛いものが無性に欲しくなる
  • 以前楽しんでいたことも億劫になる
  • 人生が虚しい
  • 性欲の低下
  • うつ状態
  • 思考がまとまらない
  • 記憶力の低下

これらの症状のいくつかに該当し、副腎疲労に起因するものかどうかを調べるには、「唾液コルチゾール検査」がおすすめです。採血などに比べて検査にかかるストレスが少ないため、ストレスに影響されやすいコルチゾールの値を知るためには有効な方法となります。

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Delayed allergy test遅延型アレルギー検査

「遅延型」アレルギーは「即時型」アレルギーと異なり、食べたあとすぐには症状が出ず、数時間から数日後に症状が現れるアレルギー反応です。すぐに症状が現れずゆっくり反応するので、食事が原因と気づきにくいのが特徴です。症状は、頭痛・肩こり・腹痛・肌トラブル・めまい・耳鳴り・不眠などさまざまで、一般的にアレルギー症状と認識されていないものも多く含まれます。また、複数の症状が同時に発生することもあります。遅延型アレルギーがある方は、腸内細菌のバランスが崩れて、腸内環境が乱れていることが多いので腸内環境の改善も必要です。(リーキーガット症候群)

当院では、少量の血液を用いて、カゼインやグルテンを含む120項目の食べ物を一度に調べることが可能です。治療は、検査結果をもとに、一定期間、原因となる食物の摂取量を制限して腸内環境を整えます。改善が見られれば摂取頻度や量を調節することで、その食物を再び食べられるようになります。また、治療を開始してしばらく経つと、頭痛や腹痛が改善したり、肌や睡眠の質が良くなるなど、体調の良さを体感する人も少なくありません。
「もしかして遅延型フードアレルギーかも?」と気になる症状がある方は、まずは当院にご相談ください。

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Mineral & Hazardous Metals Inspectionミネラル&有害金属検査
(オリゴスキャン)

OligoScan(オリゴスキャン)は、手のひらを吸光光度法によりスキャンする事で、組織や血管壁に沈着している有害ミネラル14元素と必須・参考ミネラル20元素を迅速に測定する検査です。測定はルクセンブルクにある開発元データベースに即座に送られ、分析されて約1分で戻ってきます。

現在の有害金属の蓄積量を知ることで、治療方針を立てる際の重要な情報が得られます。
レポートの結果から、足りないミネラルはどう補給すればいいのか、有害重金属はどう体外へ排出すればいいのか、摂取しないようにするにはどういった点を注意すればいいのか、今後どういった対策を取ったらいいのかをご説明いたします。

研究レポート

OligoScan有害重金属レポート

※検査結果の一例です

OligoScanミネラル測定結果レポート

※検査結果の一例です

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Urinary organic acid test尿中有機酸検査

尿中有機酸検査

有機酸検査は、主に腸内細菌が出す毒素(有機酸)を調べることで以下のことを確認することができる尿検査です。

  • 腸内環境の乱れ
  • 細胞のエネルギー産生工場である「ミトコンドリア」の機能
  • 脳神経伝達物質のバランス
  • ビタミンの代謝
  • 体内の解毒機能(グルタチオンレベル)

人は色々なものを食べ、身体の中でそれらの物質を代謝します。
有機酸とは、代謝の過程で使われる化合物であり、腸内環境の改善やエネルギー生産、細胞の維持・修復に携わっています。代謝された有機酸の一部は体の外に尿として排泄されます。有機酸検査は、この代謝された有機酸の種類と量を測ります。
検査では、以下のような状態を確認することができます。

検査で確認できる状態

  • ビタミン・ミネラルの欠乏
  • 代謝不全
  • 酵素機能不全
  • 腸壁の損傷
  • 免疫機能の低下による胃腸内の酵母菌やバクテリアの過剰繁殖
  • 有害金属への曝露
  • 炭水化物の過剰摂取

以下の疾患の原因検査として有効

  • 慢性疲労症候群(副腎疲労症候群)
  • 甲状腺機能低下症
  • 過敏性腸症候群
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
  • リーキーガット症候群
  • 腸カンジダ症
  • 発達障害(自閉症スペクトラム、ADHDなど)
  • うつ病
  • 神経症(不安障害、強迫性障害など)
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Arteriosclerosis evaluation動脈硬化評価
(LOX-index)

動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然脳梗塞・心筋梗塞を発症してしまう怖い病気です。LOX-index (ロックスインデックス)は、血液中の酸化LDLとsLOX-1を検査することで将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査です。

酸化LDLとは、活性酸素により酸化されたLDLコレステロールです。これまで動脈硬化の原因といわれてきたLDLが主な原因ではなく、酸化LDLが実際の動脈硬化を引き起こしている重要な原因物質であると考えられており、体の酸化がどれほど進んでいるかの指標にもなります。酸化ストレスは動脈硬化の他にも、がん、リウマチ、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病などの原因ともなります。
検査結果で、脳梗塞・心筋梗塞のリスクがあれば予防対策を取って、早い段階からリスク回避していただけます。

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Cancer screeningがんCTC検査

がんが1.5mm以上になると酸素や栄養を必要として血管新生が起こり血液中にがん細胞が漏れ出し、全身を巡るとされています。これを循環腫瘍細胞(CTC)と呼びます。
従来の標準的な画像検査(PET、MRI、CT、エコーなど)ではがんの大きさが5mm以上にならないと判別できませんでしたが、CTC検査では、がんの大きさが1.5mmを超えると血液中にがん細胞が検出されますので、従来よりも格段に早期のがんを判定できます。
がんの転移を防ぐためには、早期がんの手術後であってもCTC検査を行い、積極的な治療を施すことが重要と考えます。

CTC検査は血液検査により血液中に循環しているがん細胞を直接調べます。そしてそのがん細胞に対する各種の薬剤(化学療法、分子標的薬、ビタミンC、その他サプリメント)や温熱療法への感受性を判定し、その後がんが転移しないよう治療に役立てる検査です。

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FAQよくある質問

当院について

Q予約は必要ですか?
当院では、お客様のお悩みや体調と向き合うために、完全予約制とさせていただいております。お急ぎの場合は、お電話にて承ります。
Q駐車場はありますか?

クリニック南側にある「パズルハウス第2駐車場」をご利用ください。
当院をご利用のお客様には、1時間分の無料券をお渡しいたします。

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診察について

Q自費診療の場合、診察時間はどれくらいかかりますか?
初回は問診、診療に1時間程度、そのあとに点滴等を行う場合はさらに1時間ほど見込まれます。
Qどんな服装で行けばいいですか?
基本的にどんな格好でも構いませが、患部を出しやすく、締め付けの少ない格好をおすすめいたします。