せとまちコラムSetomachi Column
頭痛治療
点滴療法各種治療鍼灸・整体2023.05.30 2024.04.10

梅雨に入ったこともあり、頭痛の相談が増えてます。勤務医時代にも頭痛治療を行っていたので保険診療での限界はよく知っています。
当院では、鎮痛剤などの対症療法ではなく根本的治療により9割以上の患者様で1ヶ月以内に改善の体感を実感して頂いてます。
頭痛の原因は大きくわけて以下の5つがあります。
①ミネラルバランス異常
②活性酸素
③炎症
④ミトコンドリア活性低下(気圧関連頭痛)
⑤自律神経失調
まず、ミネラルではマグネシウムや鉄の不足が原因となりやすいですが、単独のミネラルを投与すると長期的にみるとバランス異常の原因となるため、当院ではマグリッチというバランスミネラル水を使用します。慢性頭痛の方の8割はマグリッチにより効果の体感が得られます。
次に多い原因に活性酸素があります。食品添加物や過労・不眠などの精神的ストレスの他、最近では電磁波による影響が関わっているパターンも多いです。特に起床時からある頭痛はご自宅の電磁波環境が原因となっていることが多いです。治療はまず、電磁波対策で、次に水素吸入などの抗酸化療法が効果的となります。水素吸入が効く方はクリニックで吸入直後から頭痛の軽減や改善を自覚されます。ご自身では気づきづらいので、治療効果によりそれらの原因を探していきます。
コロナ後遺症や副鼻腔炎など炎症が原因となるパターンも比較的多い原因です。通常の保険診療では抗生剤治療をされることがありますが、当院では抗生剤は腸内環境の悪化をまねくため使用せず、アロマオイルなどを利用します。毒素や重金属蓄積がある場合はデトックスのためにフルボ酸含有サプリを使用します。点滴を併用することもあります。
梅雨時期などに多い気圧関連頭痛は漢方薬が効くことが多いです。舌診により証に合わせた処方が必要となります。ただ、「気圧」は頭痛の原因ではなく誘因ですので、からだのベースが改善していけば天気が悪くても体調不良は起こらなくなります。体調のベースを上げていくにはミトコンドリアや免疫の活性を高めていくことが重要になります。
最後に自律神経失調に伴う頭痛があります。気圧関連頭痛とオーバーラップしていることも多いです。コーヒーを多く飲む方に多いのが特徴です。コーヒーを減らすことの他、水素吸入や鍼灸治療による自律神経を整える治療が効果的です。CBDオイルや漢方薬を使用することもあります。
以上の病態を見極めることで、それぞれに合わせた治療を提案します。
治療が難渋することはあまりないのですが、長期的に鎮痛剤などの対症療法をしてきて、薬剤が効きにくくなった薬剤関連頭痛の場合は1ヶ月以内の効果は難しいことがあります。基本的には対症療法に頼らず、なるべく早い段階で根本的解決をしていく事が重要かと思います。
記事監修
米澤 公器
瀬戸のまち統合治療院
よねざわ生活習慣病・脳クリニック院長
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