せとまちコラムSetomachi Column
「高タンパク食」と「ファスティング」をどう使い分けるか
各種検査2022.05.15

受診される患者様に健康のためにプロテインを摂取されている方やファスティングを実践されている方が多くみられます。どちらも、場合によっては良い治療となる反面、やらない方が良いのに実践して体調を崩されているパターンをよく見受けます。
大事なことは、ただ健康に良さそうだから試すのではなく、根本的な理論を理解した上で実践をするということだと思います。「高タンパク食」を実践されている場合は、まず「ファスティング」についても勉強してみてください。「ファスティング」を実践されている場合は、「高タンパク食」についても調べてみてください。その上で、どうしてその方法を選択したのかご自身で判断することができれば実践することを継続したら良いと思います。その答えが出ないのに継続した場合、リスクを伴うことをまずは知って頂くことが大切だと思います。
未成年やアスリートの方の「ファスティング」、「糖質制限」は十分に理解がないと危険です。
疲れやすい女性は「ファスティング」も「高タンパク食」どちらも合わないことが多いです。大事なのは消化力、ミトコンドリア活性、エネルギー補給です。
「高タンパク食」が向いているのは若手アスリートです。健康に興味を持ち始める、中高年の方で「高タンパク食」が合う方は少ないです。
まずは分子栄養学的血液検査でご自身に何が合うのかアセスメントをすることからはじめましょう。
記事監修
米澤 公器
瀬戸のまち統合治療院
よねざわ生活習慣病・脳クリニック院長
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