せとまちコラムSetomachi Column

梅雨時期の不調には

保険診療各種治療

2024.07.04

梅雨入りして湿度が一気に高くなったことで頭痛や倦怠感などの体調不良を訴えられる方が多いです。これは東洋医学では「湿邪」と言われ、リンパの流れが悪くなり浮腫みやすくなり、からだの中の水はけが悪いことが原因です。さらに悪くなると胃腸障害を来たし、食欲低下や吐き気を来すこともあります。

対策としては息が上がるくらいの運動をなるべく毎日することが重要です。エレベーターを使わずに階段を使うなどできることから取り入れるのが良いでしょう。

暑いからといってキンキンに冷えた飲み物やアイスは控えるようにしましょう。スイカやキュウリなどの夏野菜に利尿作用があり「湿邪」に有効です。スイカの学名は「Citrullus vulgaris」と言われシトルリンというアミノ酸を最も多く含む食材です。シトルリンには血管拡張作用や血流改善作用があり、腎血流を増やすことで利尿を促進します。

当院では「yourfarm」様よりご提供頂いた、化学肥料、農薬、除草剤を一切使用せずにこだわりの土壌で育てたスイカを販売しております。旬の食材を摂取することで、薬に頼ることなく健康な体づくりをしていきましょう。

運動と食事だけではどうしてもそれらの症状の改善が難しい場合には漢方薬で対応することも可能です。

記事監修

米澤 公器

瀬戸のまち統合治療院
よねざわ生活習慣病・脳クリニック院長

             

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