せとまちコラムSetomachi Column
「がん」の治療 Part1
からだに優しいがん治療2022.04.22 2022.12.17
「がん」がどんな病気かを考える際に、どこに相談するかにより説明は大きく変わるかと思います。大学病院などの標準治療を行う病院では「がん」は遺伝子の問題であると言われることが多いかと思います。その一方、代替療法では免疫力の低下や代謝の問題に焦点を当てて治療することが多いです。最後に、高濃度ビタミンCの抗がん作用についても簡単に説明します。
まず、遺伝子の問題とはどういったことでしょうか。人間の細胞は常に細胞分裂を繰り返しておりますが、あるタイミングで遺伝子のコピーミス(遺伝子変異)が起こり、異常細胞が出現します。その異常細胞が細胞分裂を繰り返すことでがん化していくという考えに基づきます。それらの異常分化を抑えるようにする治療が抗がん剤や分子標的薬となります。これらの治療では免疫抑制などの重大な副作用が問題となります。
次に免疫力の低下に対する治療アプローチで有名なものに免疫治療があります。古典的なものとして丸山ワクチンが有名です。その他、比較的新しいものではNK細胞療法、樹状細胞ワクチン療法などがあります。当院ではさらに治療効果を高くした活性化したマクロファージを使用する免疫治療(MAT療法)を導入しております。それにより殆ど副作用なく、短期間でがんの縮小をし、長期生存を可能にします。また、余談を許さない進行がんの患者様でも速やかに治療が開始できるのも特徴です。詳しく知りたい方は気軽に電話にてご相談ください。
次回は代謝の問題について掘り下げていきたいと思います。
記事監修
米澤 公器
瀬戸のまち統合治療院
よねざわ生活習慣病・脳クリニック院長
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